大きく見たらこのあたりにあります |
国道213号線から、少し脇道にはいった小さな道。昔のバス通りなのだそう。猫石丸山古墳という小さな看板があるので、気になっていた場所で、ちょっと立ち寄ってみました。
「国東半島の北浦部の地名を歩く」(廣末九州男著)に猫石について紹介されてます。
貴船神社の境内に、恐らく磯辺にあったとされた岩石が置かれている。その姿が猫に似ているので、奇特に感じた村人が猫石と名付けて大切に扱い、今も奉斎を続けているらしい。いつ頃安置されたか、或いは元から浸食された状態でここにあったのかは不明であるが、この猫石の姿は近隣の村で評判になったらしく、郡内からわざわざ拝観にくる人が多かったという。そしてやがてその猫石という語がこの地域の小字名になってしまった。
岩は結構でこぼことしてて、陸地にある岩とは明らかに違いますね。猫の首にあたる部分にしめ縄がかけられて、今も大事に祀られているのがわかります。
猫石について書かれている資料はこれぐらい。近くの猫石丸山古墳も含めて、もう少し調べられたらと思います。
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