2014年4月28日月曜日

宇佐の聖地 御許山(おもとさん)について調べてみた

宇佐神宮の後ろにそびえる御許山(おもとさん)は前から登りたいと思っていた山です。登ろうと思った日に雨が降るなど条件が合わず、まだ登ったことがない御許山。今回は、神宮の写真を載せながら御許山について調べたことのメモを書くことにします。
御許山で目指したい場所というのが、九合目。ここには奥宮大元神社があります。どうして、こんな山奥に神社?これには、ちゃんとした理由があるようです。

御許山は、もともと「大元山」と書かれていました。

「大元」と書かれたのには、次の2つの意味があるそうです。

①八幡大神が霊行していた場所
②宇佐神宮の二の殿に祀られている女神である 比売大神(ひめだいじん)が降臨した場所

この比売大神は3個の石を目印に降臨されたそうです。この3個の石は三柱石(みはしらいし)として、今もありここに神社が建てられました。八幡神ゆかりの地がすぐそばにある。さすが、八幡神社の総本社 宇佐神宮ですね。
他の方のブログにもたくさん紹介されていますが、御許山九合目には拝殿だけがあって、本殿はないようですね。調べてみると八幡大神にゆかりのある場所は宇佐地域・国東半島にたくさんあるんですね。

上の写真は八幡大神が巡行したとされる奈多宮の本宮・・・市杵島。杵築市にありますね。


そしてこちらの写真が、宇佐神宮に祀られている神様のひとり、神功皇后が軍船をつくったとされる場所。和間の浮殿などなど・・・

なにはともあれ、大分県でも有数の聖地である御許山には近いうちに登ってみたいですね。

2014年4月24日木曜日

耶馬溪の桃源郷 麗谷(うつくしだに)を歩いてみた

耶馬溪の自然を満喫できるスポットですよ。

大分県中津市深耶馬に位置する麗谷。観光名所の一目八景から歩いて3分ほどで麗谷の散策路へおりてゆく階段が見えます。

散策路は少々足場が悪いので、トレッキングシューズを履くことをおすすめします。

この麗谷は人の手がほとんど入ってなく、昔からの自然がそのまま残ってるそうですよ。

大きな岩が散策路周囲にゴロゴロころがっていて、苔むしてます。

30分ほど渓流沿いを上っていきましたが、一ヶ所だけダムのようなものがありました。
秋の紅葉時期にはキレイでしょうね。一目八景とともに楽しめそうな場所です。

ちなみにここ、豊の国名水15選にも選ばれた場所ですよ。名水15選は、水をくむことができるスポットが、だいたい選ばれてますが、ここは珍しく谷全体が名水スポットというくくりのようですよ。

2014年4月22日火曜日

天念寺の藤

藤の名所でもない天念寺ですが、足を運んだときに、ひっそりと藤の花が咲いていました。その情緒に惹かれてシャッターを切ってみました。

車を走らせていると、ところどころに綺麗な藤の花が咲いてますね。けっこう自宅の庭先などにも藤を育てているかたが多いんですね。


林の中の祠と路傍の道祖神

豊後高田市の香々地町の外れにある道祖神。めったに人のとおらない農道に祀られてました。

一般的に、集落の境や村の中心、 あとは境界や道の辻、三叉路などに祀られる神様とされてます。外からの悪霊を防いでくれるありがたい神様なんだそうですよ。

こちらは、道の脇にある林のなかに、ひっそりとあった祠。
もともとのご利益が、時代とともに変わってきて、今では、安産や良縁、交通安全も加わっているそうです。

国東半島をめぐると所々に、このような神様が祀られ、ずっと信仰が残っているって感じがしますね。

2014年4月20日日曜日

速報!千財藤農園のフジは今5分咲き

大分県最大の藤園である千財藤農園。

2014年4月20日現在、藤は5分咲きほど。見頃を迎えるのは月末かな。ゴールデンウィークにちょうどいいですね。





耶馬溪の麗谷(うつくしだに)そして八重桜

雨の日だからこそ草花が映える。雨が草花そのものの色を引き出してくれます。

雨のだからこそ、カメラ日和ですね。

山国川の水害から時間が経過して、麗谷もやっと通れるようになりました。
だけど、足元の悪い麗谷に革靴で来てしまって準備不足。入り口付近で撮ってみました。

院内、耶馬溪を繋ぐ国道も再開通するようになってよかったです。この八重桜も国道沿いで撮りました。

江戸時代技術の最先端を走っていた佐田神社

大分県宇佐市安心院にある佐田神社。のどかな田園のなかにある小さな神社ですが、江戸時代には熱い思いをもった人たちにより、反射炉というものがここ佐田神社に作られていたそうです。

反射炉とは、18~19世紀 鉄の精錬に使われていた炉のことです。

江戸時代末期、侍の時代は終わりつつあり新しい武器である大砲が求められ始めていました。当時、日本の鋳造技術では大型の大砲を作ることは困難でした。

そこで、なんとか大砲が作れないかと発起した人たちがいました。

それが賀来惟態と賀来飛霞です。この二人は今の佐田神社に反射炉を建設。みごとに大砲の鋳造に成功しました。その反射炉の一部が、ここ佐田神社に残されています。

ちなみにこの神社は秋、紅葉が綺麗で地元の人は紅葉を見に訪れるそうですよ。

立派なモミジの元にたたずむ田原家五重の塔

雨の降るなか、田原家五重の塔に行ってみました。ここを訪れたのは2年ぶりくらい。

国東半島巡りをはじめてすぐの時期に訪れた覚えがあります。

場所は大分県杵築市大田沓掛。県道脇の立派なモミジのしたに隠れるように立っています。
生活のなかに普通に、こういった昔の文化が残っている大分県って、なんていいとこなんだと思ったことを思い出します。

ちなみにこの塔は1339年に田原直平の供養塔として立てられました。約4mと結構高いですよ。この田原という人は大田別府地域を支配していた地頭なんだそうです。



2014年4月19日土曜日

富貴寺の魅力についてまとめてみた

大分県豊後高田市田染蕗にある富貴寺。たくさんの観光客が訪れるお寺ですが、何がそんなに人を引き付けるのかまとめてみた。

  • 富貴寺の魅力ってなに?
なんといっても、富貴寺大堂のシンメトリックな建物の美しさ。それと、季節とともに変わる境内の雰囲気も魅力です。
特に秋は

大堂は、一間四面堂の建築形式で全国的にもめずらしいです。平安時代の阿弥陀堂として国宝にも指定されてます。中尊寺金色堂や白水阿弥陀堂などと同じ建築形式だそうですよ。一間四面堂って、有名な建築物に使われている形式なんですね。

ところで、富貴寺大堂の床下には大石と穴が残っているそうです。ここも中尊寺金色堂と同じように、誰かのお墓なのでは・・・という説もあるそうです。

美しい境内と建築様式とともに、こういう神秘的な部分があるのも魅力ですね。



  • 富貴寺大堂の内部も凝ってる!!

大堂に祀られているのは、県指定有形文化財である本尊 阿弥陀如来像です。
堂内は撮影禁止なのでパンフレットの写真を載せます。

本尊のまわりにはびっしり壁画が描かれています。これは浄土の様子を描いているもの。この絵を描いた絵師も正統的で見事な腕前なのだそう。


  • 富貴寺には建築、絵画、彫刻の最高技術が集まっている!!

富貴寺を建てたのは宇佐大宮司一族といわれています。この一族は、一言でいえば「えらい政治家さんの一家」。
この方々・・・かの有名な藤原一族と深い関係で、藤原一族の次にえらい領家の地位にありました。

だからこそ、当時の技術の粋を集めたお寺が、ここ「蕗」に建てられたんですね。

2014年4月18日金曜日

九州道の駅 3県制覇!! 印象に残った道の駅は...

道の駅ではスタンプラリーがおこなわれてます。九州の各 道の駅においてあるスタンプすべてを押すとグランドマスターという称号がもらえますよ。

今日、大分県、福岡県、沖縄県の道の駅を制覇!こういった企画に参加すると、ちょっとした、旅の楽しみになりますね。

ちなみに、これまでいった道の駅で印象に残っているのが、写真にも載せている 福岡県の"おおとう桜街道"。

Ⅰ億円の費用をかけたトイレがスゴイ。

トイレ前にはおしゃれな音楽を奏でる自動ピアノ。温水の出る手洗い場。水のカーテンなど、高級ホテル並みの設備が整ってました。個室はどうなってるのか気になったけど、確認できてません。

また印象に残る道の駅があればアップします。

耶馬渓猿飛の甌穴群(やばけいさるとびのおうけつぐん)

大分県中津 山国川上流にある渓谷 猿飛の甌穴群(さるとびのおうけつぐん)にいってみました。第一印象は雄大という感じです。雨で水量の増した川がゴウゴウと音をたててます。


今日は平日、夕暮れ時ということもあり観光客はいません。地元のかたが散歩をしているのどかな場所です。
渓谷に覆い被さるように、緑のもみじが繁ってます。秋はきれいでしょうね。駐車場がなかったので、路肩に駐車。

名前はわかりませんが、白い小さな花がたくさん咲いてました。そして、ボタン桜も満開。
天然記念物にもなっている甌穴群はゆっくりと見れなかったので、また天気のいい日に訪れたいですね。