2012年4月30日月曜日

東光寺(とうこうじ)の五百羅漢(ごひゃくらかん)

撮影場所:大分県宇佐市江須賀1754

柳ヶ浦(やなぎがうら)高等学校の近くにある東光寺に五百羅漢はあります。

干害に苦しむ農民を救う目的で、玉峰道琳和尚が吉野覚之丞(よしのかくのすけ)という石工に依頼し、521体の石仏を19年かけてつくってもらったそうです。
一体一体、表情が異なり個性的です。

羅漢像のうしろにはお堂があり、下の写真のような像(菩薩像でしょうか?)が安置されています。
この日は天気が良く、東光寺をでると麦畑が夕日に照らされ、黄金色に輝いていました。

夷耶馬(えびすやば)の無明橋(むみょうばし)

撮影場所:大分県豊後高田市夷(おおいたけんぶんごたかだしえびす)

無明橋(むみょうばし)
夷谷(えびすだに)は奇岩秀峰が連なり、その美しい景色が耶馬渓(やばけい)に似ているので夷耶馬(えびすやば)と呼ばれています。

夷耶馬(えびすやば)
上の写真のような峰々を渡る登山道を中山仙境(なかやませんきょう)と呼びますが、山岳密教の行場でもありました。今回は前田登山口から、無明橋を目指しました。
中山仙境の要所要所に札所が設けられ、石仏が祀られています。

阿弥陀如来と弘法大師を模したものでしょうか。必ず二体一組で祀られています。

倒木の根っこに穴が開けられ、登山道の一部になっています
道はわかりやすいので迷うことなく登ることができます。


無明橋(むみょうばし)周辺の道は険しくなっていて、鎖場が多くなってきます。

上の写真は無明橋付近からの眺望です。規模は小さいものの中国の桂林のようです。

一番の目的である無明橋が現れました。無明橋は二本の長石を合掌させるように造られ、天念寺(てんねんじ)のものとは造りがだいぶ違います。

脇に迂回路があるので、必ずしも渡る必要はありません。橋の下は断崖絶壁なので渡るのは注意が必要です。

写真を撮りながらゆっくりと登ったため、頂上である高城までに要した時間は2時間半ほどでした。標高は316.9mなのだそうです。

頂上からの眺めはとにかく絶景です。竹田川に沿って集落があり、その先に周防灘(すおうなだ)が広がります。天気のいい日でよかったです。

高城を過ぎると「馬の背」と呼ばれる痩せ尾根が現れます。道の両側は切り立った崖なので、腰を落として慎重に渡っていきます。

馬の背を過ぎた十二番札所で目の前は崖となります。ここで右側にルートが続いているそうですが、気づかずに道は終わりと思って引き返してしまいました。

十二番札所から焼尾公園を眺める
再訪した際には、続きのルートにも挑戦したいです。

2012年4月28日土曜日

千財藤園(せんざいふじえん)

撮影場所:大分県宇佐市四日市4248−15

千財農園(せんざいのうえん)のご主人が経営する茶畑内にある藤園です。
ご主人が全国から集めた五種類の藤が、約百八十本あるそうです。4月27日(金)時点では花の先あたりにつぼみも多く、まだ満開までは、いっていませんでした。しかし、それでもとても綺麗で花の多さ美しさに圧倒されました。



大分県内では最大規模なのだそうで、藤の甘い香りとともに、お茶のいい香りも楽しめました。

もともとは茶畑に新茶を買いに訪れるお客さんに喜んでもらおうと藤の花を植えはじめたことがはじまりなのだそうです。そのため、駐車場代や入場料などはありませんでした。

2012年4月24日火曜日

皿倉山(さらくらやま)からの夜景

撮影場所:福岡県北九州市八幡東区大蔵

北九州市にある皿倉山(さらくらやま)からの夜景は新日本三大夜景に選定されています。

福岡県と大分県の桜

上の写真は北九州市で4月8日に撮った桜です。
撮影場所:福岡県北九州市若松区有毛366



下の写真は大分県豊後高田市の並石ダム(なめしだむ)で撮った桜です。
撮影場所:大分県豊後高田市加礼川

ダムの後ろ側には岩山がそびえています。鬼城岩峰と呼ばれ、昔、鬼がすんでいたといわれています。
並石ダムの傍には食事処や宿泊施設のある「こっとん村」があります。

ダム周囲には約2kmの遊歩道が整備されていて、かるい散歩にはいい場所です。

2012年4月5日木曜日

清水寺(せいすいじ)の霊水

撮影場所 大分県杵築市大田沓掛(おおいたけんきつきしおおたくつかけ)1364


不老長寿と胃腸病に効能があると伝えられている湧水で、豊の国 名水15選にも選ばれています。


付近には「どぶろく祭り」で有名な白髭田原神社(しらひげたわらじんじゃ)や田染庄(たしぶのしょう)など、すごく古い時代からある文化財が点々としています。

メインの水汲み場脇にも小さな水汲み場があります

清水寺自体も平安時代に建てられ、写真のように水汲み場周囲は、どこも苔むしています。平日の昼間だったので、人の気配はなく水の音だけ聞こえるような静かな感じでした。少ししたら…地元の人でしょうか…慣れた感じでひとりだけ水を汲みに来ていました。
水汲み場は境内にあります
水をペットボトルに汲んで日に透かしてみると、透きとおっていて、ほんとに清水という感じです。飲んでみるとやわらかい印象をうけました。
付近の池には鯉が泳いでいました

千燈岳(せんとうだけ)に登る

撮影場所 大分県国東市国東町岩戸寺


不動山(ふどうやま)のふもとの駐車場に車を停め、不動山→千燈岳(605m)を目指しました。

千燈岳登山道は途中から苔むした岩がごろごろところがって、かなりの急斜面でした。


下山するときに気付いたのですが、実はこれ登山ルートから外れて、とんでもないルートから登っていたようです。ちゃんと登山ルートには下の写真のような赤いリボンがついているのに・・・


腐葉土に足をとられ、登ってはずり落ち、登ってはずり落ちを繰り返して、木の根っこを頼りに汗だくになり必死に登りました。

頂上の三等三角点
頂上の展望は開けていませんでしたが、途中で周防灘方面を見渡せる場所がありました。往復で約2時間半の行程でした。

2012年4月1日日曜日

ゆふふの「なめらかプリン」

由布市、別府市、大分市に店舗のある「ゆふふ」。この店の売れ筋商品に「なめらかプリン」があります。


その名前のとおり、口あたりはなめらかでミルクの良い香りが口の中にひろがります。
パッケージもシンプルでいいですね
おいしかったですょ。

春の岳切渓谷(たっきりけいこく)

撮影場所 大分県宇佐市院内町田所

夏の避暑地、秋の紅葉で有名な岳切渓谷(たっきりけいこく)です。渓谷に訪れたのは3月下旬で、もうすっかり春となり渓谷傍の土のなかからはカエルの鳴き声がしていました。

駐車場からキャンプ場傍を通って渓谷へと進みます。シーズンオフのためキャンプ場にも渓谷内にも人はおらず寂しい感じもしますが、夏や秋には多くの人でにぎわいます。


水底が平らな渓谷は一枚岩でできており、水がゆっくりと流れて、水のなかを歩いていくこともできます。渓谷の傍には舗装された約2kmの遊歩道がはしっています。

遊歩道の最後は滝になっています。結構な高さだったので恐る恐る三脚を立て撮ってみました。

夏は避暑地として多くのひとが訪れ、シーズン時期は駐車場が300円の有料になります。シーズンオフのこの時期は駐車料はかかりません。


気付きにくいですが、駐車場のそばに「豊の国名水15選」に選ばれた水が湧いています。「豊の国名水 岳切渓谷」の石碑が目印です。

日の光が強いときは、水面に光が反射し周りの木々とも合わせると、とても綺麗な光景になります。天気の良い日におススメしたいです。