宇佐市の長洲(ながす)は、漁業や水産加工業が盛んな町です。昔ほどの活気はないそうですが、定期的に漁港の市場で「浜の市」などのイベントが開催されています。
イベントのある時期以外に、町の中を歩いてみると静かな港町という印象をもちます。
長洲の浜はかつて白砂青松(はくしゃせいしょう)で、美しい海岸だったそうです。その海岸をよみがえらせようと、今年の4月にクロマツ200本がビーチクリーンアップの参加者によって植えられたそうです。
そんな長洲の町に、「長洲饅頭」というお菓子があるとのうわさを、人づてに聞きました。小さな町にその町の名前がついている饅頭があるのか半信半疑でしたが、和田饅頭店(わだまんじゅうてん)という和菓子屋さんに売られていることを調べ、行ってみることにしました。
なかなか、開店しているときに行くことができなかったのですが、日曜日の昼ごろに店の前を通ってみると…開いていました。
饅頭は3種類ありましたが、全部「長洲饅頭」と呼ぶそうです |
これらが完売すると閉店するのでしょうか。どおりで夕方頃に店の前を通ってもいつも閉まっていました。
他にもお客さんが自転車で来ていて、予約していた10数個の饅頭を買っていかれました。白い饅頭以外は白あんで、1個60円の素朴な味の饅頭でした。地元の人たちに昔から愛されているスウィーツという印象でした。