2014年5月27日火曜日

英彦山の鬼杉 奉幣殿から鬼杉へのルートは荒れていた

英彦山は、福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町とにまたがる標高1,199mの山。今日はここに登ってみた。おそらく2年ぶりになると思います。

この英彦山の見どころは、何といってもこの鬼杉。樹齢は推定1200年といわれてます。
2年前と比べて、奉幣殿から鬼杉までのルートがだいぶ荒れたようですね。
今回は、奉幣殿→鬼杉→南岳→中岳→奉幣殿のルートで行ってみました(4時間半ほどかかりました)。奉幣殿→鬼杉は以前は1時間もかからずに行けた記憶がありますが、今回はなんと2時間近くかかってしまいました。

http://www.geocities.jp/bucti2/root.html より引用

登山道がわかりにくく、何度かルートを見失うことも・・・。登山道の荒れようはご覧の通りです。

でも赤テープの目印を要所要所につけてくれているのでご安心を。確実にルートを確認してゆけば、迷うことはないと思いますょ。
平日ということもあって、登山者は5組ほどでした。

2014年5月26日月曜日

初夏の陽がこぼれる御宮 豊後高田市 田染荘(たしぶのしょう)

木漏れ日を浴びる仁王像。

ここは、豊後高田市の田染荘。何度も通っているところですが、「こんなところに御宮が!?」という場所に、小さな御宮を見つけました。鳥居には"八幡宮"と刻まれてます。上の写真は、狛犬と並んで御宮を守っている仁王様。

苔むした仁王様に日の光がこぼれます。
ホタルの飛び始める時期ですね。宇佐の耶馬渓に近いところでは、もうホタルが飛び始めているそうですょ。そろそろ夏ですね。

2014年5月24日土曜日

真玉海岸の夕日

大分県豊後高田市真玉海岸。とても有名な観光地なので説明は省きます。

ほんと、自然の芸術ですね。

花菖蒲とアジサイの時期までは、もうちょっと・・・

稲荷神社の赤い鳥居が印象的な風景。大分県豊後高田市にある田染荘、間戸の岩屋から見る景色です。朝日観音がおられる場所から撮ってみました。

今日、ここを訪れたのは花菖蒲が咲いていないかを確かめるため。間戸の岩屋近くに、花菖蒲とアジサイの園があります。ここの、山の中に隠れたように咲いている花菖蒲を見るのが楽しみです。

残念ながら、花菖蒲はこの通り・・・
まだ咲いてはいませんでした。6月に入ってからが見頃なので、もう少し先なんでしょう。

朝日観音様は、変わらずに岩屋に鎮座されていました。

2014年5月18日日曜日

由布岳 西峰 登頂!

大分県由布市にある由布岳。この最高峰、西峰(1583.5m)に登頂!

比較的安全な東峰には何度か登ったのですが、西峰は鎖場のある断崖を登っていくので、始め登った時には怖くて引き返した苦い思い出がありました。高所恐怖症には、断崖絶壁の登山はきついんです。

①三点支持で着実に足場を確保して登る
②(暑くても)手袋をはめる
③怖くても、岩壁にひっつかず、体を壁から離す

この3点を守って焦らず、あわてず、少しずつ登っていったらなんとかクリア!

どんどん登ろうとせずに次の足場や手をかける場所を、しっかりと見極めるようにすれば、気持ちが落ち着いてくるものですね。



↓こちらが西峰から眺める東峰。右下に東峰までの登山道がみえますが、・・・

拡大すると人が、ほんとに小さく見えますね。

西峰の向こう側に鶴見岳が見えてますね。

東峰の山頂を拡大すると1580mの表示がみえてます。

3mだけ東峰の方が低いんですね。

少しずつ由布岳のミヤマキリシマも開花していました(まだツボミが大半でしたが)。もうそろそろ久住連山のミヤマキリシマが開花する頃ですね。

2014年5月12日月曜日

岳切渓谷でカラーフィルタ機能を使って遊ぶ

今日の「有吉ゼミ」というテレビ番組で、大分県宇佐市が"住みたい田舎No.1"として紹介されてましたね。そのなかで岳切渓谷も。

岳切渓谷の奥に「大飛(おおとぶ)の滝」がありますが、ここで遊歩道が終わりになってます。この写真は大飛の滝。上の写真は普通に撮ったものですが、カラーフィルタを使うと・・・
こんな神秘的な写真に。近頃のコンデジも含むカメラにはこのカラーフィルタ機能がついてて、手軽に自分なりの色を景色につけて楽しめますね。

SONY NEX-C3で2年前に撮影。

2014年5月11日日曜日

国東半島の鬼塚古墳に3年ぶりに行ってみた

写真を撮り始めて、国東半島ではじめにいった史跡がここ鬼塚古墳。いちばんはじめの投稿もここでした(ここ)。道の駅「くにみ」から西へ車で20分ほどで行くことができます。

3年前と何も変わらず祠も鎮座。祠には”山神社”と記銘されてます。


古墳は国道213号線を脇に逸れ、車で5分ほど走ると着きます。下のような狭い農道を通るけど、車はほぼ通らないので離合の心配はなさそうですね。
鬼塚古墳の目の前には銀杏の樹がたくさん植えられていて、たぶん畑になってるのでは、と思います。古墳のそばに車が3台ほど停められるスペースがあります。
美しい銀杏の葉。まさに新緑!


ちなみに鬼塚古墳は円墳。
こちらのサイトから引用

古墳内の壁面には、こんな絵や・・・

こんな絵・・・

こんな絵が描かれているそうですょ。

誰のための古墳なんでしょうか。古墳近くの案内看板を見てみると・・・
詳細は書かれていないようですね。手元にある資料を見ても被埋葬者のことについては書かれていないので、wikiで調べてみると・・・
漁をする人物の絵が描かれていることから、被葬者は、海に関連が深いこの地方の権力者ではないかと考えられている。ただし、後世の追刻が多数あり、彫りが浅いこともあって元々の描線を判別するのは困難な状態である。(wikiより)
かろうじて、「海に関連が深い権力者」と記載されてました。調べてみると、国東半島にもぽつりぽつりと古墳が点在してるんですね。

鬼塚古墳(国東市)、大塚古墳(豊後高田市)、野内古墳(豊後高田市)、猫石丸山古墳(豊後高田市)・・・。あまりにも小さくて地図上にも載っていません。畑の一部になったりして、どんどんと風化していっているようですね。

鬼塚古墳は、そういう点でみると、しっかり調査・復元もされていて、比較的大きな古墳なんですね。

2014年5月9日金曜日

地名にもなった「猫石」に会いにいった

大分県豊後高田市草地猫石にある貴船神社。ここに地名ともなっている「猫石」という大きな石(岩)があります。

大きく見たらこのあたりにあります

国道213号線から、少し脇道にはいった小さな道。昔のバス通りなのだそう。猫石丸山古墳という小さな看板があるので、気になっていた場所で、ちょっと立ち寄ってみました。


「国東半島の北浦部の地名を歩く」(廣末九州男著)に猫石について紹介されてます。

貴船神社の境内に、恐らく磯辺にあったとされた岩石が置かれている。その姿が猫に似ているので、奇特に感じた村人が猫石と名付けて大切に扱い、今も奉斎を続けているらしい。いつ頃安置されたか、或いは元から浸食された状態でここにあったのかは不明であるが、この猫石の姿は近隣の村で評判になったらしく、郡内からわざわざ拝観にくる人が多かったという。そしてやがてその猫石という語がこの地域の小字名になってしまった。

岩は結構でこぼことしてて、陸地にある岩とは明らかに違いますね。猫の首にあたる部分にしめ縄がかけられて、今も大事に祀られているのがわかります。

猫石について書かれている資料はこれぐらい。近くの猫石丸山古墳も含めて、もう少し調べられたらと思います。

2014年5月7日水曜日

宮崎県の日南ダムで、空高く掲げられた鯉のぼりを観た

道の駅「なんごう」に立ち寄ろうとしていたときに、日南ダムの上空に、鯉のぼり群が掲げられてたので、立ち寄ってみました。宮崎県の観光最終日でした。しかし、どなたが設置してるんでしょうね。




サイト「Photo Miyazaki 宮崎観光写真」では、このように紹介されていました。


日南ダムの初夏の風物詩 こいのぼり
まちおこしグループ「やっちみろかい酒谷」(日高茂信会長)が1994年から始めた行事で、高さ47mのダムの両岸を繋ぐ約250m、3本のワイヤに鯉のぼりが泳ぐ姿は初夏の風物詩になっている。
 

このダムの近くには、日本の棚田100選の「坂元棚田」があるそうですよ。今回は知識がなくて、棚田までは行かなくて帰ってしまいました。

またまた、「宮崎観光写真」から引用させてもらうと、こんな感じ(↓)。展望台付近まで車で行けるんですね。

googleマップでも、しっかり写ってますね。
整然とならんでて、水がはられたときは綺麗でしょう。

2014年5月6日火曜日

写真で観るよりよっぽど感動した 宮崎県の高千穂峡

高千穂峡で有名な「真名井の滝」。船に乗ってじゃないと写真におさめられないと思ってましたが、遊歩道から撮れました。しかし、ほんとに絵になる景色ですね。

今日は連休ということもあって、すごい人でした。下の写真から、その様子がわかるでしょうか。ひしめきあってますね。

静かな風景のように見えるけど・・・。

けっこう人いっぱい。ちなみに、この日はボートに乗るのに3時間待ちでした。
峡谷の周辺は遊歩道が整備されていて刺激的な景色をゆっくりみることができます。さすがに、ここ「真名井の滝」がよく見れる展望所では、特に写真を撮る人たちが多かったですね。



どうして、こんな不思議な形をした岩があるのか、「Photo Miyazaki 宮崎観光写真」というサイトで紹介されてます。
高千穂峡は約12万年前と約9万年前の二回の阿蘇火山活動の際、噴出した溶岩流(火砕流)を五ヶ瀬川が浸食した侵食谷です。上流の窓ノ瀬から下流の吐合間が中心で、1934年(昭和9年)11月10日 五ヶ瀬渓谷(ごかせがわきょうこく)として、名勝及び天然記念物に指定され、一帯は昭和40年3月に祖母系国定公園に指定されました。
柱状節理のそそりたつ断崖、岩をかむ激流、千古の謎を秘めた深淵、湧く岩清水、高千穂峡は四季を通じて雄大にして清々しい景観です。緑の美しい新緑の頃、紅葉の秋、が特にお奨めです。
溶岩が浸食された渓谷なんですね。秋の高千穂は紅葉で彩られ、またさらに美しいでしょうね。

駐車場は複数あって無料から500円と、幅があるようです。渓谷から遠いほど安くなるようです。

亜熱帯林にある不思議な神社 宮崎県の青島神社


宮崎県の青島神社へ、鬼の洗濯板を観にいきました。ここは洗濯板だけじゃなくて、神社自体でもめずらしい景色をみられますね。


wikiより「鬼の洗濯板」が紹介されてます。
砂岩と泥岩が交互に重なった地層(油津層群)からなる山が沈降して海に浸かり、波に侵食された後にわずかに隆起することで「隆起波食台」と呼ばれる地形が形成された。規則的に重なった地層が緩やかな傾斜をなしているため階段状に侵食されており、巨大な洗濯板のように見えることから「鬼の洗濯板(岩)」と呼ばれる。
やわらかい部分と、かたい部分の地層でやわらかい部分が削れたんですね。

この刃の幅が、人の肩幅ほどあって結構大きいのにビックリしました。遠目では小さく見えたんですけど。

ちなみに空からみるとこんな感じ。
すりガラスみたくなってますね。

ところで、ビロウというヤシ科の植物で、ここ青島は、まるで沖縄のような様相の島になってますょ。
島では200種類以上の植物が確認されており、そのうち熱帯性及び亜熱帯性の植物が27種あり、北半球最北の亜熱帯植物群落である。中でもビロウの大群落は貴重であることから「青島亜熱帯性植物群落」として日本国の特別天然記念物に指定されている。

この島は亜熱帯の景色が楽しめるんですね。うっそうとしたヤシ群落のなかにある青島神社の元宮は一見の価値ありですょ。

島の中に青島神社があり、神聖な場所であるため祭日以外に一般人が立ち入ることは禁じられていたが、1737年(元文2年)以降、弥生(旧暦の3月)後半の一時期に限り一般人の参詣が許されるようになり、明治以降は年間を通して立ち入りできるようになった。

神聖な場所で、もともと一般の人が立ち入ることができなかったというのもうなずけます。(残念ながら写真は撮れていません)