2014年4月20日日曜日

江戸時代技術の最先端を走っていた佐田神社

大分県宇佐市安心院にある佐田神社。のどかな田園のなかにある小さな神社ですが、江戸時代には熱い思いをもった人たちにより、反射炉というものがここ佐田神社に作られていたそうです。

反射炉とは、18~19世紀 鉄の精錬に使われていた炉のことです。

江戸時代末期、侍の時代は終わりつつあり新しい武器である大砲が求められ始めていました。当時、日本の鋳造技術では大型の大砲を作ることは困難でした。

そこで、なんとか大砲が作れないかと発起した人たちがいました。

それが賀来惟態と賀来飛霞です。この二人は今の佐田神社に反射炉を建設。みごとに大砲の鋳造に成功しました。その反射炉の一部が、ここ佐田神社に残されています。

ちなみにこの神社は秋、紅葉が綺麗で地元の人は紅葉を見に訪れるそうですよ。

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