2014年4月19日土曜日

富貴寺の魅力についてまとめてみた

大分県豊後高田市田染蕗にある富貴寺。たくさんの観光客が訪れるお寺ですが、何がそんなに人を引き付けるのかまとめてみた。

  • 富貴寺の魅力ってなに?
なんといっても、富貴寺大堂のシンメトリックな建物の美しさ。それと、季節とともに変わる境内の雰囲気も魅力です。
特に秋は

大堂は、一間四面堂の建築形式で全国的にもめずらしいです。平安時代の阿弥陀堂として国宝にも指定されてます。中尊寺金色堂や白水阿弥陀堂などと同じ建築形式だそうですよ。一間四面堂って、有名な建築物に使われている形式なんですね。

ところで、富貴寺大堂の床下には大石と穴が残っているそうです。ここも中尊寺金色堂と同じように、誰かのお墓なのでは・・・という説もあるそうです。

美しい境内と建築様式とともに、こういう神秘的な部分があるのも魅力ですね。



  • 富貴寺大堂の内部も凝ってる!!

大堂に祀られているのは、県指定有形文化財である本尊 阿弥陀如来像です。
堂内は撮影禁止なのでパンフレットの写真を載せます。

本尊のまわりにはびっしり壁画が描かれています。これは浄土の様子を描いているもの。この絵を描いた絵師も正統的で見事な腕前なのだそう。


  • 富貴寺には建築、絵画、彫刻の最高技術が集まっている!!

富貴寺を建てたのは宇佐大宮司一族といわれています。この一族は、一言でいえば「えらい政治家さんの一家」。
この方々・・・かの有名な藤原一族と深い関係で、藤原一族の次にえらい領家の地位にありました。

だからこそ、当時の技術の粋を集めたお寺が、ここ「蕗」に建てられたんですね。

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