2013年2月22日金曜日

黄色の絨毯が美しい国東市 旧千燈寺

何度も訪れている旧千燈寺。今日は伝説の僧である仁聞の墓まで行ってみました。


レリーフ状の仁王像となりには大きな銀杏の樹があります。秋にはこの銀杏の葉で黄色の絨毯が敷かれます。春夏には深い緑、冬には雪景色が絵になるこの場所はよくネットでもその景色が紹介されています。


この銀杏がとにかく立派です。何年くらい生きているのでしょうか。見たところ富貴寺の銀杏と同じくらいの大きさなので樹齢500年くらいはあるかもしれません。
杉林を抜けてゆくと、五輪塔群が見えてきます。

この五輪塔群の中に仁門の墓があります。

案内看板には以下のように記されています。

豊鐘善鳴録
其年十月念六日於千燈之窟入定封塔以三楞石


(訳)
その年(詳細は不明)の10月6日、千燈寺の岩窟で入定した。三楞石、つまり三個の大きな角のある石で塔を封じた。

上の写真に「3個の大きな角のある石」と思われる岩を写してみました。「千燈寺の岩窟」というのは下の写真・・・階段をのぼったところの「奥の院」隣にあります。

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