2014年3月31日月曜日

沖縄旅行 勝連城跡(かつれんじょうあと)

沖縄のなかで一番古いお城が、この勝連城(かつれんじょう)。うるま市の絶景がここから臨めますょ。
実は、沖縄に来るまで勝連城の存在をしらなかったんですね。沖縄のお城といえば首里城(しゅりじょう)としか思い浮かばなかった。
個人的には、こちらのほうが観光としては楽しかった印象です。人が少なくてゆっくりと観まわれたからだと思います。
あとお城の、ところどころに、こういった御嶽(うたき)と呼ばれるものがあるからです。御嶽というのは神様が祀られている場所のことで、沖縄独特の崇拝文化です。




だいたい勝連城跡の標高は90mほど。おおざっぱにわけると標高の低いところから「四の曲輪」、「三の曲輪」、「二の曲輪」、「一の曲輪」となっています。下の写真は「三の曲輪」を撮ったものです。広場の真ん中あたりにある樹のまわりに座石が配置されていて、そこに神人(カミンチュ)が座って、収穫祭が行なわれていたそうです。

上の写真は二の曲輪から眺めた景色。うるま市と、はるかかなたに離島が見渡せます。

これが二の曲輪にあるウミチムン(火の神:左)とウシヌジガマ(洞窟:右)です。右側のガマは天災や戦のとき、身を隠す場所でした。

ウミチムン(火の神)の拡大です。昔、台所だったそうで、沖縄では今でも主婦が家族への加護を願って、台所で火の神を祀っているそうです。

上の写真が一番高い場所・・・一の曲輪から眺めた景色。

大分県にある岡城跡と同じように建物は、もう残っていません。首里城のように入場が管理されているわけではないので、夜来てもよさそうです。絶好の夜景スポットだと思いますょ。

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