2014年3月8日土曜日

最古の国東塔(くにさきとう)がこれ! 講堂の修復が行なわれている岩戸寺にいってみた

場所:大分県国東市国東町岩戸寺1222
地図はこちら→ 岩戸寺

岩戸寺国東塔 1283年に造立
国東半島特有の構造を持つ宝塔である「国東塔」。その最古のものがここ岩戸寺にあります(上の写真)。でも今回、岩戸寺を訪れた目的は講堂の修復が完了したかを確かめたかったためです。

でも残念ながら、ご覧のように修復は2014年3月8日現在も続けられていました。

立派な茅葺の講堂が早いうちに見られるようになったら・・・と願います。岩戸寺の講堂では2年に1回の割合で修正鬼会(しゅうじょうおにえ)が開かれ、そのときには沢山の人でにぎわいます。

だけど、普段の境内はひっそりとしています。苔生す石仏がいっそう神秘な雰囲気を高めてくれます。国東半島の良さは、このようなシットリとして神秘的な雰囲気がただよう場所が沢山あることですね。

本堂から講堂、そして奥の院まで続く石段。この石段の途中で国東塔が鎮座しています。下の写真だと左側にちらっと見えていますね。大きな岩の上に国東塔はあります。

奥の院前には立派な杉の樹。
そしてここが奥の院前広場。

岩戸寺に来てお参りしておきたいのが薬師如来木彫像です。薬師如来像は下の写真のような耐火・耐湿の御堂に祀られています。県指定の有形文化財だけあって大切にされていますね。

ガラス張りになっていて直接には見ることはできませんが、参拝させていただきました。
ちなみに、神様や仏様にお願いごとをする際は「仕事がうまくいきますように」とか「病気になりませんように」など、神仏にすべてをゆだねるようなお願いの仕方ではまずいようです。

「自分自身もしっかり努力します。その上でお力添えをしていただきたいです」と参るのが神仏に対する礼儀なのだそうです。

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