2012年11月3日土曜日

霧氷で白の世界 三俣山(みまたやま)登山

【ルート】
長者原(ちょうじゃばる)-諏峨守越(すがもりごし)-三俣山西峰-三俣山Ⅳ峰-諏峨守越-長者原

三俣山から朝日を見るために、早めに出発予定でしたが、寝過ごしてしまいました。AM5:45出発。月がでていたこともありますが、この時間になると、山の輪郭がぼんやりと見えてくるほど薄明かりになっていました。

鉱山道より撮りました
硫黄山から噴気が立ち上っています。

6:40頃
スガモリ峠休憩所を通り過ぎて、三俣山に登り始めた頃、朝日が顔を出し始めました。地面はぬかるんで滑りやすくなっており、何度もこけそうになりながら三俣山西峰を目指します。
西峰の頂付近より撮りました。西峰に登ったときは雲はそんなにでておらず、景色が遠くまで見通せました。ただ、薄く霧がかかっている感じです。

一面、霜が降りて白くなっています。朝日が当たるとキラキラと輝き美しい光景が広がります。

足もとからは霜を踏みしめたときにおきる「ボリボリ」という小気味のいい音がします。

硫黄山の噴気を背景に
ここまで登ってくると、外気は冷たいはずなのに、体が温まって寒さをあまり感じません。

ケルンを後にし、西峰の頂を目指します。

朝月が見えます。

7:15西峰の頂に到着。朝早いためか、周りには誰もいません。まだ暖かいときには、この時間でもたくさんの方がいるはずです。

続けてⅣ峰を目指します。クマザサが真っ白になっています。膝のあたりまでクマザサは伸びていますが、水分が霜の状態だとズボンは濡れずに済みます。



立派な霜柱ができています。Ⅳ峰に向かう途中で三脚を持ったひとりの男性とすれ違いました。もう朝日を撮影して下山しているのでしょうか。


イワカガミでしょうか?
Ⅳ峰まで来てから休憩をとり、本峰や南峰まで行こうとしましたが、クマザサについた霧氷が溶け出して足もとがビチョビチョになってきたため今回は引き返すことにしました。次の機会では足もとの防水装備をかためたほうが良さそうです。

下山途中に硫黄山を撮ってみました。何度みても硫黄山は刺激的で絵になります。

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