2012年11月25日日曜日

平尾台(ひらおだい)

晴天ですがすがしい気候だったこの日、平尾台(ひらおだい)にいってみました。平尾台は北九州市、行橋市、田川郡香春町、京都郡苅田町、みやこ町にまたがるカルスト台地です。石灰岩で形成されている台地が、雨で浸食され、下の写真のように、草原に点在する羊の群れのように見えます。この石灰岩が溶け残って地表にできた石の柱のことをピナクルと呼ぶそうです。これは目白洞ふきんの景色です。

秋吉台(山口県)、四国カルスト(愛媛県・高知県)とともに日本三大カルストのひとつに数えられています。千仏鍾乳洞、雄鹿洞、目白洞の3つの観光地化された洞窟をはじめたくさんの洞窟が点在しています。

青空が広がる日は、緑・白・青の風景が独特です。

平尾台にある鍾乳洞のなかで一番有名なのだ千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)ですが、これらの写真を撮ったところ付近にある目白洞からは、ナウマンゾウなど古代生物の化石が見つかっているそうです。




ハイキングにはうってつけの場所です。今日もたくさんの方が登っておられました。

滑らかな曲線のピナクルが日光できらめいていました。

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