2013年1月28日月曜日

富貴寺の十王像

富貴寺にある石造文化財のひとつ十王像で、富貴寺大堂の西側に配置されています。

十王とは何か?と思い調べてみると、地獄で死者がこれから行く場所を決める方達で、いわゆる閻魔大王様の仲間なのだそうです。
一番手前で顔が半分きれていますが、これが奪衣婆坐像(だつえばざぞう)です。奪衣婆というのは、三途(さんず)の川の渡り賃を持たずにやってきた死者の衣類をはぎ取る老婆のことで、俗説では閻魔大王の妻ともいわれています。

富貴寺には何度も来ていましたが、こんなにたくさん仏教にまつわる石仏が祀られていたことは知りませんでした。

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