2013年1月14日月曜日

九重連山 中岳に登る

初めての雪山登山で不安でしたが、連日の晴天で雪が少なく、快適な登山が楽しめました。

朝の5時前に牧ノ戸峠を出発し、7時ごろ中岳に到着。朝日は雲の中に隠れていましたが、やわらかい光で青く染まる九重連山が雄大でした。中岳頂上には、他の登山者はいませんでしたが、となりの久住山や天狗ヶ城では、朝日を眺める方たちがいました。
中岳から稲星山方向を眺める
稲星山の向こう側に見えるのは、祖母山でしょうか。雲海から顔を出しています。



こちらは由布岳が雲海から顔を出しています。水墨画のような静かな雰囲気の景色が広がっていました。


下は九重山方面を撮ったものです。はるかかなたには熊本の阿蘇山が見えます。

久住山山頂に別の登山者がみえました。

こちらの写真は大船山方向の景色です。北側から雪が吹き付けるためか、こちらの景色は雪をほとんどみることはできませんでした。

よく見ると大船山の山頂にも、何人か人が見えます。

中岳の下に広がる雪景色。建物で遠近感をつかんでいるのにふだん慣れているせいか、建物のない山の上では遠近感がつかみにくいです。

こちらは、隣の天狗ヶ城山頂。ここも一人おられました。天狗ヶ城は中岳のすぐ隣です。

久住山山頂を撮ってみました
登ってくる間は真っ暗で、どんな景色が広がっているのかわかりませんでしたが、朝日が昇りまわりの景色が広がってくると心が弾みます。

ひとしきり山頂からの写真を撮り終えて、7時半に下山することにしました。天狗ヶ城ふもとの御池は完全に凍っていました。


氷がどれだけ張っているか気になって雪の塊を投げて確かめてみましたが、他の人も同じ考えのようで、氷の上には石や雪の塊がたくさん乗っかっていました。

御池のとなりにある空池にも雪が積もっていて、粉砂糖がかかっているガトーショコラのような風景が広がっています。

この時期は本来、たくさんの積雪で牧ノ戸峠では車が往生してしまうこともあるそうです。1月13日のこの日は、歩きやすさという点では天候にめぐまれました。早朝だったので泥も凍っていて、歩きやすかったです。

岩も露出していたので氷で滑ることはあまりありませんでしたが、雪がもっとある時は、アイゼンが必要だと感じました。山頂付近よりも、むしろ牧ノ戸峠登山口付近のほうが凍って滑りやすく危険な感じでした。

噴煙のあがる硫黄山にも、わずかですが雪が残っています。


早朝の暗いうちは無風で周囲からの音は何もなくシンと静まり返っていましたが、明るくなるとたくさんの登山者でにぎわってきました。写真は下山中の方達です。

今回は風がなかったため、寒くない・・・むしろ暑いくらいの行程でした。

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