撮影場所 大分県国東市国見町千燈
千燈寺跡、またこの寺に属していた周辺の坊跡・岩屋跡や奥の院は、一括して県史跡に指定されています。
護摩堂跡前にある石造仁王像 |
千燈寺跡の山門にいくまでに、上の写真のような石塔群があります。その中に「西行戻し宝篋印塔」があります。西行戻し・・・の名の由来が案内看板にありました。
真言僧の西行が千燈寺住職の器量をみようと登ってここまできたとき、寺の小僧に会ったそうです。この小僧の問答が立派なものであったため、「これほどの小僧であれば、住職の器量はみなくてもわかる」と、西行はここで引き返したそうです。それで「西行戻し」という名がついたそうです。
石塔群脇を通り5分ほど歩くと、鳥居が見えてきました。
鳥居をくぐると道はこのような石畳となります。
西の坊跡を通り過ぎると、護摩堂跡に着きます。護摩堂跡前には下のようなレリーフ状の石造仁王像があります。
阿形 像高160cm |
吽形 像高165cm |
奥の院に続く石段 |
岸壁に埋め込まれるように建てられている奥の院 |
モミジが色づくのはまだ先のようです |
奥の院内には多数の石仏が安置されています。
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