2012年6月19日火曜日

三十仏の仁王像(さんじゅうぶつのにおうぞう)

撮影場所:大分県国東市国東町岩戸寺


岩戸寺(いわとじ)の近くに、国東町指定有形文化財「三十仏の仁王像」が祀られています。
吽形(うんぎょう) 総高178cm
岩戸寺から県道544号線を西へ1kmほど行くと、案内の看板が見えます。県道から山道に入ってゆくと下の写真のように左手に見えてきます。
うっかりすると見過ごしてしまいそうな感じです。

参道入り口に仁王像が鎮座しています。

吽形(うんぎょう)の左手はこぶしを握り、腰に当てられています。筋肉が浮彫りされており迫力があります。


阿形(あぎょう) 総高178cm
阿形(あぎょう)の左手には下の写真のように、金剛杵(こんごうしょ)が握られています。

三十仏(さんじゅうぶつ)とは何かということが、案内の看板に書かれていました。

それによると、1カ月30日として、それぞれの日に仏様の名前を割り当てたそうです。例えば、8日は薬師、13日は釈迦・・・というふうに。

それぞれの日にそれぞれの仏様が国土を守るとされているのが、三十仏信仰なのだそうです。この仁王像の先に、三十仏と六所権現(ろくしょごんげん)が祀られているそうですが、訪れたこの日は雨だったので、またの機会に訪れることにしました。

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