2012年3月1日木曜日

猪群山(いのむれやま)とストーンサークル


北峰にあるストーンサークル付近からの眺望
猪群山(いのむれやま)は、その名前のとおりイノシシが多いことに由来する山で、南北の峰に分かれます。頂上となる南峰の標高は458m、北側の峰には「ストーンサークル」と呼ばれる遺跡があります。

撮影場所 猪群山登山道 臼野ルート入り口

登山道入り口から山頂までは1200mで、整備された遊歩道が続きます。山頂まで歩きやすい道のりです。ゆっくり歩いて、山頂までは40分くらいでしょうか。

途中で景色の開けたところがあり、真玉漁港や臼野港を含む周防灘が一望できます。

南峰である山頂には屋根つきの休憩所があります。今回は臼野(うすの)方面から登ってきましたが、山頂の看板を見ると「スパランド真玉」から登ってくるルートもあるようです。

山頂の目印となる二等三角点があります。

休憩所の屋根には、いろんな方の登山記念彫りが残されています。

南峰から10分ほど歩くと北峰へとたどりつきます。まず陰陽石と呼ばれる大きな石が出迎えてくれます。対をなし門を模しているようです。

この陰陽石の先に、豊後高田市指定史跡である「ストーンサークル(環状列石)」があります。
ストーンサークル中央の巨石
上の写真の巨石は神体石とも呼ばれ、この石の頂には窪みがあるとされています。この窪みには金魚がすんでいて、この金魚をみると盲目になるという伝説があります。
神体石にはしめ縄が掛けられていますが、ずいぶん昔のもののようで朽ち果てています
このストーンサークルは謎が多く、何のためにつくられたかはわかっていないそうです。卑弥呼の墓である、という俗説もあるようです。
このストーンサークルがある北峰からの眺望はいいですょ。この日あいにく霞がかかっていましたが晴れの日は、朝焼けや夕焼けを見るのもいいかもしれません。
臼野港や堅来港、長崎鼻など遠くまで見渡せます

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