2013年7月5日金曜日

黒い宝石 姫島の黒曜石

写真右側にある御堂が姫島七不思議のひとつに数えられる「千人堂」
黒曜石(こくようせき)産地として知られている姫島の観音崎。このあたり一帯が全国的にめずらしい露天の黒曜石産地で、国の天然記念物に指定されました。


姫島の黒曜石の特徴は、この乳白色。この特徴ある黒曜石から作られた古代の石器が、北は大阪、南は鹿児島県種子島まで広範囲の遺跡で発見されています。というのも、瀬戸内海域で黒曜石が採れるのはここ姫島だけだからです。


ここで、ちょっとうれしいニュース紹介です。

この観音崎にある斗尺岩に、準絶滅危惧種となっているミサゴが子育てをしていたそうです。一番初めの写真左側にみえる三角形の岩が斗尺岩。この斗尺岩のてっぺんに、巣を作っていたそうです。


>環境省のレッドリストで準絶滅危惧に指定されているタカ科の鳥「ミサゴ」が子育てする様子が18日、姫島村で確認された。日本野鳥の会大分東国東地区支部長の郷司信義さん(71)=国東市国東町=によると、繁殖中のミサゴが見つかるのは珍しいという。島北西部の観音崎の海中からそびえ立つ「斗尺岩」の頂上に巣があり、雄とみられる鳥が魚類を足でつかみ運び込んでいた。 大分合同新聞 2013/5/19

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