2013年7月10日水曜日

棚田に溶け込む石橋 両合川橋(りょうあいがわばし)

以前に訪れた両合川橋(大分県宇佐市院内町大字滝貞)にまた来てみました。今回は周囲の両合棚田は田植えが終わっていました。梅雨があけて30℃以上の日が続いていている大分県。歩くだけでも汗がだらだらと出てきます。日射しが強いおかげで、緑と青と白のコントラストがハッキリしています。やっぱり夏はいいですね。
ここを訪れたのは昼の2時頃。一番暑いときなので、さすがに屋外で作業をしている方はいません。周囲は川のせせらぎと、田んぼの水が流れる音だけで、とても静かです。

空気は澄んでいて、棚田のはるか向こう側に蒼く由布岳が見えていました。さすが日本棚田百選のひとつ。谷につくられている田んぼの配置が美しいです。

奥のほうの棚田には稲は植えられていません。稲を育ててもなかなか元が取れないことや、高齢化が進んで田を維持することが難しくなったことが原因なのでしょうか。米は買ったほうがずっと楽だけど、昔から引き継いできた田を守るために稲を植えているという方もおられると聞きました。

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