平安末期につくられたとされる大分県院内町にある龍岩寺(りゅうがんじ)。ここに3軀の仏像が安置されています。いずれも国宝に指定されています。
左から不動明王座像、阿弥陀如来座像、薬師如来坐像。
どの仏様も高さ3mほどの、一木造(いちぼくづくり)、腰より下は素木造り(しらきづくり)です。
不動明王 |
阿弥陀如来 薬師如来 |
しかし、これら3軀の仏像が安置されている奥の院(おくのいん)は難をのがれています。12世紀前半(1200年頃)に造られた当時の姿のまま現在に伝えられているということです。
奥の院となっている礼堂(らいどう)、そして仏像ともに美しく、大分県では富貴寺(ふきじ)とともに貴重な存在なのだそうです。
山の中に、こんなに綺麗な仏像があるのは驚きでした。
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