2011年8月29日月曜日

岩戸寺(いわとうじ、いわとじ)

場所 大分県国東市国東町岩戸寺1222
宗派 天台宗
岩戸寺(いわとじ)は718年(養老2年)に仁聞(にんもん)が開いた六郷山寺院のひとつといわれています。上の写真は参道の途中に立っている石造仁王像です。これらは県の文化財となっています。像高は阿形140cm、吽形135cmです。
奥の院に向かう階段を上ります。階段途中・・右側に下の写真のような建物がみえてきます。
この建物には岩戸寺国東塔が保管されています。岩戸寺の国東塔は国の重要文化財に指定されています。この国東塔には1283年(弘安6年)の銘があり銘のある国東塔のなかでは、日本で最古のものとされています。如法経(にょほうきょう)を奉納するために造立されたものだそうです。

残念ながら岩戸寺国東塔は、鍵がかかっておりみることができなかったので、外にある国東塔を写真にのせます。

岩戸寺講堂です。国東市にある成仏寺と一年交代で行なっている『修正鬼会(しゅじょうおにえ)』の舞台になります。
萱の一本造りの薬師如来像が安置されています。
講堂よりさらに階段をあがってゆくと、岩戸寺本尊である薬師如来像(国重要文化財)の安置されている建物がみえます。上の写真でいうと右上に見える建物です。

さらに奥へすすみ子安観音の方へ登ってゆきます。
子安観音はほられた岩壁の中に安置されていました。

子安観音の近くにある祠です。
本尊の薬師如来像が安置されている建物の近くには「宋忠大明神(むねただだいみょうじん)」と彫られた石と祠があります。

境内は自然豊かで、秋になると紅葉が楽しめそうです。


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