2014年3月4日火曜日
「ゼロ秒思考」 読書メモ
考える力を鍛える方法は?マッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二さんが、改良を重ね行き着いた方法が紹介されている本です。方法がいたってシンプルで使いやすいので、メモを残します。
準備するものはA4用紙とペン。
・A4用紙を横向きにする
・左上にタイトル(テーマ)を書いて、アンダーラインを引く
・思いつく速度でどんどんメモ書きしていく
・一枚につき4~6行
・一枚にかける時間は1分だけ
おもしろいのは、このメモ用紙は見直さないということです。見直さず、気になったことはまた空で書き出していく。書きだすことで記憶に定着するからです。こうやって思考を進めていくうちに思考の整理が自然とできるようになる。
実際にやってみると、マインドマップやKJ法などよりも本当にシンプルで使いやすいという印象です。ストレスが少ないので無理なく続けられるというのがいいと思います。
頭のなかだけで逡巡していた思考を言語化することで、気持ちも整理されていくのが実感できるのではないかと思います。
私にとって逆に使いにくいなと思うことは、A4用紙をあらためて机の上に置いて書く機会って、日常あまりないことです。
思いついたそのときに書きだすのにはスマホか、最低ポケットサイズのメモ帳かなと思ってしまいます。
でも仕事用の資料を作ったり、ブログ用の記事を書いたりするときに重宝するのは間違いないようです。
2014年2月23日日曜日
「女川 佐々木写真館」 読書メモ
写真家 鈴木麻弓さんを知ったのは、グラン・ジュテ(NHK Eテレ)というテレビ番組でした。今はこの番組自体は放送が終了してしまったのですが、そのなかで紹介されていた写真家という職業に漠然と興味をもっていたため、録画し何度も観返していました。
スイッチが入ったのは、「鈴木さんは女川の写真集をだしているんだ」という気付きからでした。(何度も番組を観返していたので気付きそうなものですが、なにしろ漠然と見ていただけなのでこれまで気付かなかったのです)
一言でいえば、希望を感じる写真集です。youtubeで生々しい津波の映像とともに、改めて鈴木さんのドキュメントを観返すと、この写真集のもつ力がひしひしと感じられます。でもyoutubeで流されているような重苦しさではなくて、明るい力です。この本のなかには、震災後の女川の写真とともに、いま一生懸命に生きている方達の笑顔の写真が紹介されています。この笑顔にこちらが元気づけられるようです。
そういった意味でも、写真のもつ力が改めて認識できる写真集です。写真って、あまり知らないときは「一瞬を切り取って、記録するための道具」というだけの認識でしかなかったのですが、その深さを知っていくと、これまで持っていた認識以上の魅力があるのだなと感じます。
鈴木さんは、ご両親を東日本大震災で亡くされて、それまで距離を置いていた写真という仕事に、また戻られたそうです。
本当は肖像写真家として日本で有数の腕前をもっていた父が、なぜ地元の女川から出ずに、写真館を営んでいたのか。その父から鈴木さんが受け継いだものとは何か。
「写真の力」そして「地元への愛」を感じさせてくれる写真集です。
2013年3月11日月曜日
「佐藤可士和の超整理術」 読書メモ
「佐藤可士和の超整理術」
佐藤可士和 著
(読書メモ)
- デザインの仕事をしていますから、やはり放っておけば物は多くなります。意識的に整理を重ねることで、すっきりさせた状態を保っているわけです。自分だけではなく、整理に関してはスタッフ全員にとことん力を入れさせています。なぜそんなに徹底しているかといえば、結局それが仕事のうえでの、あらゆるリスク回避につながるから。
- おそらく、仕事を優先するあまり、机周りの整理は後回しになってしまうのでしょう。でも、それでは順番が逆なのです。まず、仕事をする場所をすっきりさせることが、仕事の効率をアップさせることにつながるのです。
- 整理することは、仕事の精度アップに直結する
- 手ぶらスタイルになったのは、ここ二年くらいの間です。きっかけは、ある日ふとカバンの中身の多さに違和感を覚えたこと。毎日使わないものを、惰性で入れっぱなしにしているんじゃないかと思い当たったのです。
- まずは一週間のうち”手ぶらの日”を何日か作って実験してみました。何か困ったことが起こるかな、とドキドキしましたが、結果的には全く困りませんでした。それどころか、うんと開放的な気分になれたのです。
- ”捨てる”ことは、整理術に欠かせない手法のひとつです。
- ”とりあえず”とっておくことは、整理するうちには入りません。単なる移動で終わってしまうのです。
- 「机は何のための場所なのか?」そう、作業をする場所です。物置でも倉庫でもありません。ですから、基本的には天板には何も載せないことが理想なのです。机の上で省けないものといえば、電話とPCぐらいでしょうか。あとは、その都度の作業に必要なものだけを置き、作業が終わったら常にしまうことを習慣づけるのです。
- 一か月とか一年とか期限を決めて、そのリミットまでに再び使わなければ処分する、という段階を設けるのです。
- 思考を情報化するためにはどうしたらいいか。必要不可欠なのが”無意識の意識化”というプロセスです。その際に、いちばん大事なことは、”言語化していくこと”です。言語化することで、思考は情報になるのです。
- 決して”捨てる”ことが目的なのではありません。あくまでも手段なのです。「何のために捨てるのか?」といえば、本当に大事なものを決めるため。そして、大事なものを、より大切に扱うためなのです。
周囲を本当に必要なものだけにしておくことは難しいことですが、自分もできることからすぐにでも始めようと思わせてくれる本です。
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